世の中に様々なセラピーやヒーリングがある中、なぜ私は植物の癒やしに惹かれるのだろう? と考えてみました。
植物に憧れ、羨望、尊敬の気持ちがまずあります。
私たち人間をはじめとする生物は、無機物から有機物を作ることが出来ず、その生命活動を植物に依存しています(植物がないと生きていけない)が
植物は自ら光合成をして有機物を作り出し生命活動を営んでいる、独立して完結した存在、かつ他の生物の生命を支えている存在であるということ、
そんなことを知らなくても、側に行けばわかる、その優しくて完璧なエネルギー。
完璧に美しい色や形、香り。
何になろうとか、何かを頑張ろうとか、何かを教えようとかせず、ただ太陽の光を受けて成長し、それぞれの花を、実をつけて、ただそこに在るだけで完璧に美しい存在。
そんな植物の在りように たまらなく惹かれるのが一つ。
もう一つは、
植物の癒やしは、私たちが自分で良くなる、自分で気づく、きっかけとしての癒やしであることです。
私は基本的に、誰かにアドバイスをするのも、アドバイスされるのも好きではありません。
本当のところは自分にしか分からないし、本当の変化は、自分自身で気づくことによってしか起きない、と思っています。
植物を使ったヒーリングは、アロマ(香り)であれフラワーエッセンスであれ、
こうしなさい、というものではなく「気づき」をもたらしてくれるものです。
好きだなって感じる香りを使っているうちに自分自身の不調和に気づいたり、本当の気持ちに気づいたり
フラワーエッセンスを飲んでいるうちに長年の思い込みが思い込みだったことに気づいたり
いろんなことが起こりますが、あくまで主体は「私」。自分が気づくのです。
植物はそのための触媒のようなもの。
だから、優しい。
そしてパワフル。
完璧で美しく、優しくて力強い。
そんな植物のヒーリングに携われることを、神聖で光栄なことだと思っています。